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BenQのプロジェクター「HT3550」を数ヶ月使ってみての感想。良い点・悪い点。

BenQのプロジェクター「HT3550」を数ヶ月使ってみての感想。良い点・悪い点。
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BenQのプロジェクター「HT3550」を発売日に購入しはや半年以上が経過。

購入してから初期不良交換やアップデートミスの修理など色々ありましたがほぼ毎日活用しています。

テレビ代わりなんでね。

実際使ってみて良かった点や悪かった点を書いていこうと思います。

まだ1年もたってないモデルなので購入検討されている方もいるはず。

たまにセールの対象になったりするようになりましたし。

良かった点

4K対応で画質がいい

このプロジェクターを選ぶ理由はほぼこれかと。

画素ずらし4Kとはいえどかなり解像感も高くRGBRGBカラーホイールなので発色もいいと思います。

初めて見たときはその画質の良さに感動を覚えたほどです。

ソースがフルHDやHDであってもかなりくっきり描写されます。

HDRやWCG(DCI-P3)にも対応しており映画向きですね。

短焦点

このプロジェクターは短焦点モデルです。

超短焦点ではないので、設置方法は通常のものと変わりませんが距離に対する画面サイズが大きくなります。

間取りや設置場所にもよりますが、6畳間で100インチってところです。

短焦点じゃないものはだいたい80インチくらいになります。

安い

4K・短焦点というものに絞ってですが、他のモデルよりも安いです。

というより4K・短焦点というモデルが他にない。

超短焦点はありますが、30万前後~になりますね。

ファームウェアアップデートで機能追加

ファームウェアではバグ改善の他新しく機能追加されたりもします。

最新版(v1.0.5)ではHDMI1がARCに対応しました。

最近までは日本においてファームウェアアップデートが提供されてなかったのでここはマイナス点だったのですが、v1.0.5から日本でも公開されるようになったのでプラスにしておきます。

ただアップデート作業は自己責任らしいですが。

悪かった点

設置位置がシビア

このプロジェクターには上下のレンズシフトはありますが左右はありません。

台形補正も上下のみです。

なので設置はスクリーンに対して平行かつ中央にしないと歪みます。

これが大変なんです…

せめて台形補正がもうちょっと細かくできればまだ需要もあったろうに…

たまに不具合がある

多分個体差が大きいんだろうけど、画面分割の不具合を掲示板などでよく目にします。

私もその個体に当たり初期不良交換しました。

完全になくなったわけはなく極稀に症状がでますがもとに戻らないということはなくなりました。

あとは画面端に変なラインが出るようになったりとか。

これも最近は出ないのでファームウェアアップデートで改善されたのでしょう。

ファンがうるさい

ランプモードをノーマルかスマートエコにするとファンがめっちゃうるさいです。

私は視聴位置の頭上に設置しているのでめっちゃ気になります。

なので私はもうずっとエコモードで運用しています。ランプ寿命も長くなるし。

エコモードだとほとんど気になりません。

※やっぱエコモードでもうるさいかも。
起動したては静かなんですがしばらく使ってると結構うなります。ノーマルより全然マシですけど。
室温がかなり関係してるみたいで冬場はわりと静かでした。夏はクーラー必須です。

部屋を暗くするとエコモードでも十分すぎるくらい明るいです。

ただ日中カーテンを開けたり、照明をつけた状態で鑑賞するにはエコモードだとちょっときついです。

その場合はノーマルになるのでできるだけ部屋を暗くして見るほうがいいです。

視聴位置から結構離して設置できるならノーマルでも大丈夫かもしれません。

遅延が大きい

遅延が大きいのでゲーム向きとは言えません。

海外の掲示板情報ではHT3550の入力遅延は60ms程度らしいです。

ですが私はこのプロジェクターでPS4を遊んでますがほとんど気になりません。

気になったというか微妙に違和感を覚えたのはテトリスくらいw

操作がシビアなゲーム(対人シューターゲームとか格闘ゲームとか)をやらない限りは大丈夫じゃないんでしょうか。

まぁゲーム用途メインで考えてる人は買わないほうがいいと思います。

処理が遅い

起動は数十秒かかりますが、そんな急いで見たいわけでもないのでこの辺は全然待てます。

ただテレビの代替としての運用(チューナーやレコーダーを繋げて使う)の場合、テレビみたいにすぐ画面がつかないのでその辺は気をつけて。

電源OFF時のクールダウンにも時間がかかるのでテレビみたいに付けたり消したりを頻繁に繰り返すことはできません。

まぁこれをガチでテレビの代替として使う人ってのはいないと思うんだけど。

あとは入力切替やピクチャーモードの切り替えラグが結構大きいと思います。

私の場合ですが、ピクチャーモードは固定なのでそこはいいのですが、入力が切り替わった時(AVアンプ側で)や通常↔HDRの切替時にちょっと気になるくらいの長さで暗転が入るのがストレスっちゃストレス。

アップデートで改善されんかなぁ。


ざっとこんな感じですかね。

良く言うと価格に対して画質/画面サイズ(解像度・発色・短焦点)が良い。

悪く言うと画質以外は中途半端。

正直なところ人を選ぶプロジェクターだと思いますね。

映画メインで設置場所も確保できる人にはおすすめできますが、気軽に使いたい人にはおすすめできません。

気軽に使いたい人は超短焦点とか補正が細かくできるモデルにしとくのが無難です。

その場合は4KにこだわらずフルHDも候補に入れておくことをおすすめしますね。

フルHDは安くていいモデルが多いです。


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