SONYの有機ELテレビBRAVIA KRJ-55A90JはPlaystation5に最適なテレビ。画質最高で動作もサクサク。普通の事が普通にできる素晴らしさ…
REGZAの不具合問題が解決したので新しいテレビ買いました。
前に使ってて特に問題もなかったので無難にSONYにしときました。
SONY BRAVIA KRJ-55A90J
買ったのは2021年有機ELフラッグシップモデル「A90J」の55インチです。
もうすぐ新型の国内発売(SONY以外は発表済。SONYは今のところ予告も無し)なんだけど、なぜこのモデルを購入したかというと
- 返品したので直ぐ欲しかった
- 返品したREGZAは最悪捨てるか誰かにあげるか考えてたんでその分ランクを上げた
- 今年発売(予定)のフラッグシップモデルはパネルが刷新されるのでおそらくかなり価格が高くなる
- エントリーモデルはマイナーチェンジ(チップもおそらく変わらない)のでA90Jの方がちょっと上
- モデルチェンジの時期なので現行モデルは価格がかなり安くなってる
- 昨今のいろいろな情勢で新型はおそらく従来より値上げするので値下げしたとして現行モデルの現在の価格になるかどうかも不明
というような理由です。
外箱
スタンド設置の時に写真撮るの忘れたけどほぼ前と一緒の工程。
結構慣れてきたので55インチであれば有機ELでも自分一人で別売りスタンドに設置するのも余裕だぜ!
端子
端子は横面と底面に分かれてました。
メインは底面。接続したあとだけど。
地デジ/BS端子、有線LAN、光デジタル、HDMI2~4、HDD用USB端子です。
4k/120Hz対応は3,4で、eARC/ARCは3になります。
横面にはアナログビデオ入力、ヘッドフォンアウト、汎用USB端子×2、HDMI1、マイクスイッチがあります。
さらに横面上部にはスピーカー端子があります。
このテレビのスピーカーをセンタースピーカーとして使えるんですよねー。
薄さ
やはり有機ELは薄い!
ただ薄いのは上部だけで、それ以外はおそらくスピーカー内蔵のため液晶テレビに近い厚みになってますね。
調べてみると55A90Jの厚みは51mmで55X9500Hの厚みは79.8mmでした。
確かに薄くなってますし数センチの違いはかなり大きいですが、パネルの薄さほどの驚きはないですね。
逆に言うと最近の液晶テレビも十分薄いってことですね。
前のモデルでは中央にあったSONYのロゴが端っこに変わってました。
映り込み
このテレビはグレアパネルなので結構映り込むんですが、あんま気になりませんね。
カーテン占めるし照明もちょっと暗めなのでこのくらいなら問題なしです。
あとなんだか写り込んだものが歪んでますが、テレビで出力されたものは大丈夫(っぽい)です。
気になったので格子の画像を作って見てみたんですが大丈夫ですよね??
画質
画質はチョーキレイ!!
有機EL自体は返品した8900Kで見てたんで液晶→有機ELの感動はその時に味わってしまったのですが(くやしい)、画作りはすごい鮮やかで良い!
SONYの画作りが好きかもしれない…REGZAへのヘイトからそう思うのかもしれませんが。
画質調整もほぼ前のとおりだったのでわかりやすく、新しく追加された環境光センサーというのがすごくいい!
前までは明るさの自動調整だったのですが、環境光センサーは明るさの他にトーンカーブとホワイトバランスも自動で調整されます。
私的にはこのホワイトバランスの自動調整が大ヒットでして、部屋の明るさに合わせて色温度を変更してくれるのがめちゃくちゃ気に入ってます。
明るさマックスと真っ暗とでは同じ白でも見え方が変わるんですよね。
以前は色温度をエキスパートにしてたんですが、今は色温度中のホワイトバランス自動調整にしてます。
これだと部屋がどんな明るさでも白は白になってくれるんですよ。いいですねー!
ゲーム
このテレビはPlaystation5との連携もバッチリです。
オートHDRトーンマッピングというのがあり、これはPlaystation5のHDRを自動でいい感じにしてくれるというもの。
端子を繋ぎ変えたりテレビの設定を変えたときに出てくるこのHDRの調整を自動でやってくれるんです。これは便利。
PS5が、接続されているブラビアの機種を認識し、各テレビに最適なHDRの設定値を自動的に入力します。これにより、白飛びしてしまいがちな明るい部分や潰れてしまいがちな暗部の階調も、豊かな色彩のまま描き出します。本機能は、PS5の初期設定時、またはPS5に新たに対象機種を接続した場合に有効になります。
あとはVRRがアップデートで対応したことですね。
これでVRR対応のゲームであればカクつきが抑えられでより遊びやすくなります。対応のゲームはまだまだ少ないですがこれから増えてくるでしょう。
効果も結構あるみたいなんで、各社なるべく対応させてほしいですね。
あとはコンテンツ連動画質モードというのがあり、ゲーム機でYouTubeやNetflix等の動画を見るときに自動で画質モードを買えてくれる機能です。
私はあまりこういった使い方をしませんし、このテレビはAndroidTVなんであんまメインでそういった使い方をする人も少ないかなぁとは思いますがあって困る機能ではないですね。
ただこの機能、VRRと併用は出来ないのでご注意を。HDMIモードをVRRにしてると画質はゲームモードに固定されます。
音質
このテレビは音質もよいです。まぁテレビ単体としてはってくらいですが。
実際AVアンプを使わずに聞いてみると前使ってたX9500Hよりはるかにクオリティが高いです。
今までテレビのスピーカーでテレビを見ていた人がこれを使うとかなり満足するのではないでしょうか。
あとはセンタースピーカーモードというのがあり、サラウンド環境でテレビのスピーカーをセンタースピーカーとして使える機能があります。
試してみましたがなかなか良かった。でも私の環境的にはちょっと弱かった。
以前使ってたスピーカーだともしかするとうまくマッチしたかもしれない。
なかなか現在持ってるスピーカーと合わせるのは難しい機能ではありますが、ハマるとかなりいいんじゃないですかね。
リモコン
リモコンはBluetooth接続でレスポンスが良い。
REGZAで赤外線リモコンちょっと使って思ったけどやっぱBluetoothがいいよ。
赤外線はどうしても受光部から外れると効かないのでちょっと不便。
それにレスポンスもちょっと悪い。
しかしテレビのリモコンってどうしてこんなに長いのか?もうちょっとコンパクトに出来ないもんかね。
世代を重ねることにどんどん長くなっていってね??
アプリボタンなんて2つくらいカスタムできるボタンだけでよくね?使わないアプリのボタンなんてあっても意味ないんだけど。
動作
かなり快適に動作します。
リモコンの電源ボタンONから画面が付くまでも一瞬だし、AndroidTVはサクサク動くしめっちゃ快適です。
REGZAのAndroidTVをちょっとだけ触ってたのもあってものすごく洗練されてる印象を受けました。
さすが長年AndroidTVを採用してるだけあるわ。
スマホアプリも番組表の確認、録画予約/確認、録画リストの確認/編集、録画番組の再生指示、外出先からの録画予約、リモコン機能、、これらすべてが可能。
REGZAのAndroidTVはリモコンアプリしかなかったんですよね。やっぱリモコンで番組探して予約ってのはちょっと面倒。スマホからできると楽ですよ。
まぁレコーダーとかならちゃんとしたアプリあるんでしょうけどね。
結論
最初っからこれ買っときゃよかった。
REGZAで起きてた不具合も起こるはずもなく…そりゃそうですよね。
PCMマルチチャンネルで入力された音声はeARC/ARC関係なくサラウンドでアンプに出力されますし、音声出力設定でDolbyに変更すればちゃんとDolbyで出力されます。
普通ですよね…これって。
ありがとうSONY!