Google Stadiaの詳細が発表されました!でもなんだか思ってたのと違うぞ。
本日6/7の深夜にGoogle Stadiaの詳細な情報がライブ配信で発表されました。
英語なんですが、同時実況配信してる方がいたのでそちらも見ながら見てました。
で、その感想を書いていこうかと思います。
ちなみに日本はロンチに含まれてません!(ハブられ)
Stadia Founder’s Edition – No waiting for game downloads – Google Store
※Google Store(US)のサイトです。サイト翻訳で見てください。
なんか思ってたのと違う!
前情報でいろんな噂が飛び交ってた時にこんなこんな言葉を目にしました。
「Google Stadiaはゲーム業界のNetflixになる」
私もそういう方向でいくだろうと思ってました。
定額でゲームし放題だと。
いざ蓋を開けてみると…
まさかのゲーム買い切り。
ああ、そうなのね…
ゲーム遊び放題をいったい月額いくらに設定するのだろう?
と、私の興味はそこでしたが杞憂でした。
とりあえずは料金形態を見てみよう。
料金形態
Stadiaにはプランが2つあって、有料のproと無料のbasicプラン。
pro | basic | |
---|---|---|
料金 | 9.99ドル | 無料 |
解像度/FPS | 4k/60FPS/HDR | 1080p/60FPS |
サウンド | 5.1サラウンド | ステレオ |
無料ゲーム | あり | なし |
pro限定割引 | あり | なし |
ざっくりとこういうことらしい。
proプランは無料で遊べるゲームもあるし、限定割引で安くゲームも買えるよということのようです。
PS plusと似たような感じで、フリープレイとPS plus割引みたいなもんですね。
basicプランでも受けられるセールは来ると思うけど、proならもっと安くなるって事ですね。限定割引ってことは。
あとbasicプランでも60FPS出るのは嬉しいところ。
4kテレビやモニター持ってない人もまだまだ多いだろうし、ぶっちゃけbasicプランでも1080p/60FPSでるならそれでいいやーってことになる人も多いかも。
ネットワーク
ゲームをストリーミングしようとなるとそれなりの回線速度が必要となります。
4k/HDR 60FPSのゲームをストリーミングしようとすると30Mbps以上の回線速度が必要となるみたい。
こればっかりはGoogleじゃなくて回線事業者やプロバイダ、はたまた居住形態なんかにも左右されるので実際使ってみないとわからない。
最近Youtubeで4k/HDRの動画をみるとブツブツと途切れることが多くなった気がする。
バッファありの動画でこれなら、私の環境では4k/HDRゲームのストリーミングは厳しそう。
日本がおま国された理由もこれだったり?
ハードウェア
現在、Stadiaを使えるハードは下記
- PC(Win,Macとも)のChromeブラウザ
- Chromecast Ultra
- Pixel3 / Pixel3a
Pixel以外のAndroidスマホやiPhoneは非対応みたいです。
そのうち使えるようになるとは思いますけどね。
コントローラーは専用のものもありますが、市販のコントローラーも使えるっぽい。
ただどれが対応でどれが非対応なのかといったようなリストは公開されてません。
Google Storeで「Stadia Founder’s Edition」なるものが発売されてまして
- Chromecast Ultra
- 専用コントローラー
- Pro3ヶ月無料権
が129ドルです。お得ですね。
ただ2019年内にStadiaを体験しようとするとこれを買わないといけないみたい。
サービスの正式運用は来年からみたいですね。
感想
日本に来るかどうかもわからない状態だから悩む必要もないんですが…
すぐ日本に来たとしても私としては様子見かな。
Chromecast Ultraは持ってるのでコントローラー買えばいいだけで敷居は低いと思うんですが、いかんせんわからない事が多すぎる。
遅延問題とか通信速度の問題とか、あとはゲームの値段や無料ゲームのラインナップ。
ゲームのロンチタイトルも発表されてましたが、私的には微妙かなぁ。
サーバーのスペックはめっちゃいいみたいですが(10.7TFPS)、逆にユーザー個々にそのスペックを振り分けてサーバ大丈夫なの?Googleどうやって利益出すの?と思ってしまいます。
アクセス過多でサーバ落ちるとか、混雑でつながらないとかならないかとちょっと心配。
すでに大規模サーバを運用してるGoogleなら大丈夫なのかな。
とまぁ色々思うことはありますが、今後ゲームのストリーミングというのはどんどんシェアをとっていくと思うので期待を込めつつ見ていきたいと思います。
完全にストリーミングに移行するのはまだまだずいぶん先だとは思いますけどね。