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27インチWQHDでminiLEDのモニター「KTC M27T6」を買ってみた。足りない部分もあるがそれを補って余りある素晴らしいコスパ!

27インチWQHDでminiLEDのモニター「KTC M27T6」を買ってみた。足りない部分もあるがそれを補って余りある素晴らしいコスパ!

ちょっと前にモニター新調したばかりですが、かなり気になるところがあってまた別のモニターを買ってしまいました。

気になってたminiLEDのモニターで私の希望するスペックだったのでもったいないかと思いつつも購入。

今後はこれをメインにし前に買ったXiaomiのゲーミングモニターをサブに。サブで使ってたXiaomiのモニターはなにかに使うか売却するかします。

7/8~セール中

2025/07/08より先行セールも含め行われてるAmazonプライムデーですが、私の買ったM27T6が激安になってます。

このスペックでこの価格はもはや破格!気になってた人は買い一択でしょう。

通常価格が59699円のところセール価格が36758円!

さらに公式Xで配布されてたクーポン使って5%オフの34920円!

このコードはKTC全商品対象のようです。

この表にあるM27T6の価格が実際の価格と違うんですが…もしかして変更あるかもわからないので欲しい人は急いで!

あとAmazonのポイント還元が2009ポイントあって

実質32911円!

KTC M27T6 セール中

これは安すぎでしょう!

購入した理由

以前買ったXiaomiのモニターも安かったし色合いとかも悪くないので普通に使ってたんですが、ちょっと映画を見てみると黒浮きが凄まじくて見るに耐えなかったんです。

今まで映像は有機ELテレビでみてたのでIPS液晶のコントラスト比の低さを忘れてました…

これからはPCに生活を集中させるぞ!と息巻いててこれはちょっと耐えられない…

なのでもったいないけど違うモニターを買うことにしたわけです。IPS以外で。

で、見つけたのが同じ27インチWQHDでVA液晶、しかもminiLEDというこのこのモニターでした。

ローカルディミングを使えばコントラスト比が上がるのは当たり前ですが、最悪使わなくてもVAなのでIPSとは全然違うコントラスト比なのでこれでいいかと。

Xiaomiのモニターが1000:1に対してM27T6は5000:1らしいです。

視野角とか応答速度は多少犠牲になりますが許容範囲だと信じて…

ちなみに比較検討した商品はIODATAのminiLEDゲーミングモニタです。

これはリモコンついてるのがいいですね。

KTC M27T6

このモニターの特色は下記の通り。

  • 27インチWQHD
  • miniLEDバックライト/1152ゾーン/量子ドット/HVAパネル
  • HDR規格:HDR1400
  • リフレッシュレート:180Hz
  • 応答速度:1ms
  • Adaptive Sync
  • sRGB 148%/DCI-P3 96%広色域
  • DP*2:HDMI*2:オーディオ出力ジャック:USB(アップデート用)

ざっとこんな感じ。

もちろん仕事でも使うので色域はそれなりに気にしてました。

sRGB 148%という表記はいままで見たことなかったのでどうなんだ?と思いましたが実測でも問題なさそうです。

私はこのモニターを買うにあたってちもろぐさんのレビューを穴が空くほどみたんでぜひ!

KTC M27T6 レビュー:たった4万円台で買える激安HDR 1400【Mini LEDゲーミングモニター】

内容物一覧

KTC M27T6
  • モニター本体
  • モニタースタンド
  • ACアダプター/電源ケーブル
  • Displayportケーブル
  • マニュアル等

私はスタンドは使わずモニターアームを使うので未使用のままおいてます。

ACアダプターはそこそこ大きいのでできれば電源内蔵がよかったなぁ。

画面は非光沢です。PCで光沢はちょっときついので私的には非光沢一択ですね。

KTC M27T6

背面は白色です。私はモニターアームを使うので見えませんが、スタンドを使う場合スタンドも白なので統一感がありますね。

OSD操作用スティックはXiaomiのと比べて若干外側・下側に配置されてるのでそこまで手を潜り込ませなくても良かったです。

KTC M27T6

モニターアームに取り付ける際のネジは付属してませんでした。この辺もコストカットか?

KTC M27T6

端子は背面中央部分にあります。

KTC M27T6

設置後。メーカー表記もロゴだけなんでシンプル。

KTC M27T6

気になる黒浮きはどうか?

私が一番気にしている黒浮きですが、IPS液晶と並べてみると一目瞭然でした。

KTC M27T6

これはSDRでローカルディミングもオフにしてます。

この状態でこれだけ違いがわかるのでIPSがいかにコントラスト比が低いのかがわかりますね。

HDR有効にしてローカルディミングも有効にするとこんな感じ。

KTC M27T6

全然ちがいますね!

ハロー現象も多少は見えますがそこまで気になりません。

1152ゾーンという現状のPCモニターでは多い方の分割数ももちろん影響してると思いますが、やはりVAパネルですよね。

miniLEDだったとしてもIPSだとこのハロー現象が結構気になるかもしれませんね。

Xiaomiのモニターは一応HDR対応ですが認証もないしローカルディミングもないのでSDRとそんな差はないです。

IPSのminiLEDモニターと悩んだんですが、信じてVAパネルモデルを買ってよかったです。

ちなみに明るい部屋でデスクトップを表示してる時はこれぐらいの違いです。

KTC M27T6

色鮮やか

発色ではIPSの方がいいと言われてますがこのモニターは量子ドット採用。

Xiaomiのモニターと見比べてみるとやっぱりこっちの方が色鮮やかに見えましたね。

暗いところの多い映画は上記のとおりVAの圧勝でしたが、アニメなどの色合いがパキッとした映像もこっちの方が良さそうです。

なのでIPSの量子ドットはもっと鮮やかになるんだろうか…

VAの弱点

まずはVAの視野角の狭さ。

ですが、このモニターは普通のVAパネルではなくHVAパネルというのが採用されてるみたいで、これは通常のVAに比べて視野角がIPSに近くなってるみたいです。

確かに覗き込むくらいに見る角度を変えれば色が変わるのを確認できましたが、普通に使ってる分には全然違和感がありませんでした。

チェアのリクライニングを思いっきり倒して映画やアニメ見てる時でも違和感なかったので自分が正面にいる分にはそこまで気にしなくてよさそう。

ただデュアルディスプレイのサブとして使う場合は角度に注意したほうがいいですね。

サブモニター用途はやはりIPSの方が良いと思います。

もう一つの弱点は応答速度ですね。

一応1msとうたわれていますが、これはオーバードライブを有効にした時のもので、この機能を最高にすると映像が破綻するのであまり使えません。

ちもろぐさんの検証では180Hzでオーバードライブ標準が最適とのことでしたが、自分でも色々見比べてみたところその通りでした。

それ以上強くするとなんか変になります。

この状態でも早い動きになると若干のにじみが発生してたので応答速度のこと考えるとIPSの方がいいですね。

早い動きが必要なゲームをよくする場合ばIPSの方が良いと思います。

OSD

KTC M27T6

OSDはかなりサクサク動いて快適です。

OSDはスティックで操作するのですが慣れれば問題ありません。

慣れるまでに時間かかったのは決定がスティック押し込みではなくて右ってとこですね。

押し込んで決定したつもりが変わってなかったという事が多発してました。

スティックのショートカットは上方向は入力切替固定ですが、その他左下右は自由に設定できます。

私は画質モード・HDRモード・明るさにしてます。

スティックの場所もそれほど操作しにくい位置にあるわけではないのでまぁ問題ないです。

欲を言えばアイ・オー・データのようにリモコンほしかったかも…

明るいモニター、でもHDR1400は明るすぎ

HDR1400という驚異的な明るさを持つこのモニターですが、その通りめちゃくちゃ明るいです。

HDR1400時には1400cd/㎡という明るさになって、よくあるモニターの300cd/㎡前後と比べると雲泥の差です。

SDR時でも400cd/㎡ということなので明るさで困ることはないかと思います。

で、HDR1400で色々みてみましたがこれは明るすぎですね。目が痛い。

モンハンベンチで暗いところから雲が晴れて光が差し込んでくるシーンがあるのですが、ここは眩しすぎて直視できませんでした。

まぁリアルだと言えばそうなんですが、長時間見続けるにしては明るすぎるかと。

真っ昼間のカーテン開けて日光がサンサンと差し込む部屋で使うならありかと思いますが、私は夜に部屋の明かりを落として使うことが多いのでこの場合だとより明るすぎて目が痛いです。

しかしちゃんとHDRモード切替の機能があるので、私はHDR600にしてます。600cd/㎡ですね。

SDRよりもちょっと明るい程度ですがこれで十分です。

離れて見るテレビならともかく至近距離で見るPCモニターにHDR1400はオーバースペックかなと思いました。

ただ切替もできるし大は小を兼ねるということで問題ないですけどね。むしろHDR1400という明るさを体感できたのは良かったし、たまに使ってみようかなとも思うので。

HDMIには気を付けろ

このモニター、パネルに全振りしてるのでその他機能はいまいちなところがあります。

その代表格がHDMIですかね。

HDMI2.0なのでVRRが使えません。なのでPS5用としてはおすすめできないですね。

120Hzは対応してます。120Hz対応にする場合はPS5の設定を1080pか1440pにする必要があります。

PS5が1440p出力に対応したのでここは問題なさそう。

あと私個人の問題かもしれないですが、PS5から光デジタルオーディオを取りたくてHDMI切替・音声分離機を使ってみたのですが、これを通すと動作が安定しませんでした。

モニターがスタンバイの状態でPS5を起動させるとモニターがオンになるにはなるんですが暗転を繰り返しまともに映像が表示されませんでした。

切替器の方で一度信号を遮断してやると正常につくんですが、これが毎回確実に起こります。

HDMI切替器の問題かと思ったのですが持ってた2つとも同じ症状でしたし、ちゃんと4k60Hz/HDR対応のやつです。

ケーブルはすべてHDMI2.1対応のもの。長さも極力短くしてみたり電源アダプタを変えてみたりしましたが全部だめでした。

それにXiaomiのモニターではこの症状は発生しなかったんですよね…なんでこのモニターが原因かと。

4K/1440pにしてると発生し1080pにすると発生しません。

switchは1080pなのでもちろん発生しません。

もうちょっと検証したところ、電源オフ→オンは大丈夫でレストモードからの復帰時のみ不安定になる模様。まじなんなんだろうか。

モニター側の帯域がかなりシビアなんだと思います。コストカットであんまり良い部品を使ってないとか?

考えた結果直接モニターに接続すれば問題なく1440pでもちゃんと映像が映るので、PS5は直接接続して音声はモニターのイヤホン端子を使うことにしました。

モニターに直接接続してモニターのスピーカーアウトを使うことも考えましたが、やはりデジタルがいい…ということでPS5は1080pで使うことにしました。使用頻度も高くないし…

というわけででこのモニターでHDMI切替器を使うことを考えてる場合はご注意ください。

8K対応のHDMI切替・音声分離機なら大丈夫かも知れませんが試してないのでわからないです。

イヤホン端子はあまり良くない?

上でデジタルにこだわった理由がこれなんですよね。

デジタルもモニターのイヤホン端子(アナログ)もそんなかわらんやろ、と思って聴き比べだんですが聞いてわかるくらいには違いました…

イヤホン端子の方はなんか薄いというかスカスカというか、若干ですがそういう印象を受けました。

やはりモニターのオーディオには過度な期待は禁物ですね。

普通に使う分にはいいと思いますが聴き比べると…って感じです。

仕事で使えるか

このブログもそうですし、仕事で色々使ってみたり写真の編集とかにも使ってみましたが特に問題はないですね。

色域も広いし視野角も私の用途では問題なかったので安心して使い続けられそう。

しばらく使ってみて

しばらく使ってみましたが大満足ですね。

セール時ほどではないですがクーポン適用で結構安く買えましたし。

色々難点はあるかと思いますが、PCメインで映像重視の人なら結構刺さるモニターだと思います。

逆にPS5等のコンシューマーゲームメインとか速い動き(FPS)等重視だとちょっと後悔すると思いますので別のを買ったほうがいいかと思います。

私的にはこれで満足できなければ次は有機ELしかないなと思ってます。

映像の事考えるとIPSは避けたい。

KTCにも有機ELモニターあるので今後しばらく使ってみて不満が出てくればまた考えたいなと思います。

7/8~セール中

ちなみにKTCの有機ELモデルはこれ。セール価格+クーポン併用で8万切り!


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