PC用スピーカーとしてYAMAHAのサウンドバーSR-C20Aを買ってみた。結果かなり大満足!
PC用スピーカーとしてCreative Pebble V3を使ってまして、多少物足りなさはあるものの結構満足して使ってました。
ですが、先日IKEAのスピーカーを購入したところそれが予想以上に音が良くて、それを聞いた後だとこのPebbleがめちゃくちゃスカスカに聞こえてしまいました。
購入当初は低音はちょっと弱いけど大きさ考えたら十分でしょう!と思ってたんですが、今聞くとマジでスカスカのカスカスに聞こえました。
流石に気になりすぎたのでPC用スピーカーを買い直しました。
YAMAHA SR-C20A
買ったのはYAMAHAのサウンドバー「SR-C20A」です。
PCスピーカーはコンパクトなのが良かったのですがいまいちしっくり来るものがなく、それならモニター下におけるサウンドバーがいいんじゃないかと思いました。
で、PC用サウンドバーだとこのSR-C20Aがかなりおすすめされてまして、色々悩んだんですが結局これに決めました。
この商品はすでに生産が終わっており、新品は現品限りといったところ。
私は状態のよい中古品をフリマサイトで購入しました。
箱はちょっとボロいですが中身はめちゃくちゃ状態良かったです。
製造は2022年でした。
付属品も全てあり。
- 本体
- リモコン
- ACアダプター
- 光デジタルケーブル
- HDMIケーブル
- 壁掛け用スペーサー
- マニュアル類
本体表面がファブリック素材になっていて質感は結構いいですね。
賛否あるみたいですが、私はスピーカーっぽくて好きです。
上面にはコントロールのタッチボタンがあります。
入力切替、音量変更、電源ボタンです。
前面に現在のステータスや操作時の内容を表すLEDがあります。
背面の端子類は
- USB(アップデート時のみ)
- 3.5mmアナログ入力
- 光デジタル入力✕2
- HDMI(ARC)
- 電源
リモコンはこんな感じ。
モニター下に置くとこんな感じ。
幅60cmなんでちょうどいいですね。
上位モデルとか他社サウンドバーになると横80cmとか90cmになるのでPC用としてはちょっと大きいですね。
ちなみにこのモニターは31.5インチです。
最初はアナログで繋いでたんですが、どうせなら光デジタルで接続したい!ということでこういうのを使ってUSBから光デジタルに変換して接続しました。
音質
音質はかなり良いと思います。
前に使ってたのが5000円くらいのスピーカーなんで比べるまでもないんですが、Pebbleで感じてたスカスカ感はなくなりました。
だた前はモニター横にそれぞれ左右のスピーカーがあったのに対して、今回はサウンドバーなのでステレオ再生するとちょっと広がりは弱いですね。
ただそこはTV用にも使えるサウンドバーなのでサラウンドモードがあります。
スタンダード、映画、ゲームというモードがあり、それを有効にするとめっちゃ広がりでました。
私はスタンダードで使ってますが、音の広がりに不満はないですね。
あとこのスピーカーのレビューで「音がこもってる」というのがありまして、正直それは間違いないです。
ただ聞けないほどではなくて多少というレベルです。
このサウンドバーはイコライザーがないので調整はできないのですが、クリアボイスという機能をONにすると中高音がスッキリするので私はそうしてます。
中高音はそんな感じですが、低音はめちゃくちゃ出ます。
サブウーファーがありますし、バスエクステンションという機能でさらに低音を強調できます。
サブウーファーの音量は変更できるので、中高音と違い低音は好みに調整できます。
私はサブウーファー1、バスエクステンションOFFにしてますが、これでもPCデスクで音楽を聴くには十分です。
私の設定
- サウンドモード:スタンダード
- クリアボイス:ON
- バスエクステンション:OFF
- サブウーファー:1
アプリ
このスピーカーにはディスプレイがないので、いまいち設定が把握しずらいです。
アプリを使うとわかりやすく設定できるのでリモコンよりもアプリを使うほうが快適ですね。
音量とか電源は本体ボタンで、その他設定の変更はアプリを使ってます。
リモコンは角度とかがちょっとシビアで使い勝手はあまり良くないんですよね。
TVで使うならいいと思うんですが、PCだとリモコン使うよりも本体操作したほうが手っ取り早い気がします。
サウンドモードとかは基本変更しないですし。
気になること
すごく満足してるんですが、気になることもちらほらありますのでダダーと書いていきます。
イコライザーがない
基本音質調整ができないので、イコライザーはあってほしかった。
音に我慢出来ない場合はイコライザー付USB DACなんかで対応するしかないです。
アナログ入力は音量が小さい
アナログと光デジタルとで音量が倍ほど違いました。
光デジタルとBluetoothでは違いはないように感じたので多分アナログだけ音が小さい。
Bluetooth再生時、再生はじめの音がでない
ほんのちょっとですが、再生開始時の音が出ません。
再生開始時だけなんで、連続で音楽を流してる場合は全然気にならないのですが、YouTubeなんかを見てて、動画を選ぶ時間がちょっと長くなると次の動画再生時にまた音がでなくなります。
私は最初PCとBluetooth接続で使おうかとも考えてたのですが、上記の理由でやめました。
音楽を再生するだけならさほど気にならないかと思います。
リモコン・アプリで完結できない
日常使いの操作はリモコンやアプリでできますが、ちょっとつこんだ本体設定(電源自動オフ設定とか)などは本体のボタンで結構特殊な操作を行わないといけません。
しかもその設定がちゃんと反映されてるかもすごく確認しづらいので、ここはアプリからすべての設定ができるようにしておいてほしかったですね。
操作に関してはWEBマニュアルでも確認できます。
気になることはちょっとありますが、基本PCスピーカーとしてのみ使うので一度設定してしまえばあとは音量と電源くらいしか触らないので私の使い方としては問題ないですね。
色々使う場合はやはりアプリ主体で操作するほうがいいと思います。本体ランプの視認性が悪いので。
テレビ用に使うのであれば60cmはちょっと小さいと思うので、上位の長いモデルにしておいた方が無難だとは思います。
PCスピーカーとしては最適なサイズです。
音はかなり気に入ってるので買ってよかった大満足です。
ただサラウンドモードを有効にしたりクリアボイスという機能を使って初めて満足しているので、音楽をガチで聴くには向かないです。
ま、そういう人はそもそもサウンドバーを選択しないでしょうけどね。