OCNバーチャルコネクト対応ルーター「Aterm WG1200HS3」を導入!IPv4接続の遅さが改善!
約4ヶ月前にルーターが壊れたので新しく買い直したばっかりなのですがまた新たに導入してしまいました。
理由は、NECのAterm WG1800HP4は私の契約しているプロバイダで使えるIPv4のIPoE方式、いわゆるIPv4 over IPv6のOCNバーチャルコネクトに対応してなかったからなんです。
別に困ってないしまぁいいかぁ、ってなことで普通に使ってたんですがちょっと気になってIPv4接続の速度調べてみたらめっちゃ激遅…
確かにサイトによっては妙に読み込み遅いなぁと感じる時もあったのです。
でも買ったばかりで買い換えるのも…と躊躇してたんですが、CLUB NTT-WestのポイントでOCNバーチャルコネクト対応ルーターの「Aterm WG1200HS3」がポイントだけで交換できたのでゲットしました!
OCNバーチャルコネクトについてスマサポが解説してくれてるぞ!
対応ルーターはこちらから。
NECのAtermシリーズのルーターでOCNバーチャルコネクト対応って2機種しかないんですよね(※2020/08/3時点)
調べてみるとWG1800HP4とWG1200HS3は発売日も一緒なのになんでWG1200HS3だけ対応なんだろうか…
Aterm WG1200HS3
同じAtermシリーズなんでWG1800HP4とも大差ないのですが、下位モデルなので全てにおいてWG1800HP4の方が上です。
OCNバーチャルコネクト対応ということ以外WG1800HP4の方が上。
- Wi-Fi 5GHz(11ac/n/a)・2.4GHz(11n/g/b)同時利用可
- Wi-Fi規格値 5GHz/867Mbps・2.4GHz/300Mbps
- Wi-Fi実効スループット 約612Mbps
- 有線LANポート×3/全てGigabit
Aterm WG1200HS3 | 製品一覧 | AtermStation
WG1800HP4は、i-Fi規格値 5GHz/1300Mbps・2.4GHz/450Mbps、Wi-Fi実効スループット 約842Mbpsなので結構差がありますね。
でも実際使った感じだと差は感じませんでした。
多くの機器をつないでそれぞれが大容量通信を行う、と言ったような使い方じゃなければこれで十分かも。
WG1800HP4と比べてみると思った以上にコンパクト!
WG1800HP4はWNAポートが独立していますが、WG1200HS3はLANポートと全く同じなので一瞬戸惑ったw
OCNバーチャルコネクト
WG1200HS3はOCNバーチャルコネクトなので設定欄にもちゃんとあります。
自動判定にしておけば特別なにか設定しなくても大丈夫でした。
WG1800HP4にはこの項目はありません。
OCNバーチャルコネクトで接続されるとこうなります。
WG1800HP4だとこんな感じ。
ちゃんとOCNバーチャルコネクトで接続されてるかの確認はOCNの接続確認ページからできます。
問題なければIPv4もIPv6もIPoE方式と表示されます。
OCNバーチャルコネクト非対応だと、IPv4はPPPoE方式です。
OCNバーチャルコネクトの速度
気になるのはどの程度速度が改善されたかですよね。
IPv6はもともとIPoE方式なのでIPv4がどれだけ変わるか…ですね。
検証は2つの速度測定サイトで行いました。
測定した環境は下記の通り。
- OCN 光 with フレッツ(フレッツ光ネクスト マンションタイプ)
- デスクトップPCの有線LAN接続
- Windows10 Pro
- Google Chrome
- Ryzen5 2600X/32GB RAM
計測した時間は土曜日の夜8:30頃です。
WG1200HS3とWG1800HP4を繋ぎ変えての計測ではなく、WG1200HS3の接続設定を変更しての計測です。
Fast.com
速度測定によく使われる「Fast.com」です。
このサイトはIPv6対応なのでそのままアクセスするとIPv6での結果になっちゃうので、ネットワーク接続のプロパティでIPv6をOFFにして計測しました。
なのでIPv4での計測結果になります。
PPPoE
IPoE
めちゃくちゃ改善されました!
ってかPPPoEの遅さ半端ないですね…
時間帯によってはPPPoEでも200Mbps位出ることもあるんですが、速度のばらつきがひどいですね…
みんなのネット回線速度(みんそく)
通信速度の測定・スピードテスト | 光回線はIPv4・IPv6を同時測定! | みんなのネット回線速度(みんそく)
このサイトはIPv4とIPv6同時に計測でき、どういった方式で接続しているのかも確認できるサイトです。
あとは他の人のデータも見れるので参考になります。
PPPoE
IPoE
PPPoEでも200Mbps以上出てるので問題ないといえばそうなんですが、以前計測した時は20Mbps切ってた事があったんですよね。
今回、時間を色々変えて計測してみましたがその数字にはなりませんでした。
やはりかなりばらつきがある模様。
ただ、結果としてIPoEはPPPoEの倍以上の速度になってますのでここでも大幅に改善されてますね。
結果、かなりの速度改善がみられたのでルーター変更してよかったですね。
よく使うPS4とかChromecastとかはIPv6接続に対応していないのでこれでより快適に慣れば幸い。
前に買ったWG1800HP4は予備として置いておくか、スペックはこっちの方が上なのでブリッジモードで使うかします。