タブレット用スピーカーとしてCreative Inspire T10 R3を買ってみた。Pebbleより迫力のある音で大満足。ただ価格には不満が残る。

タブレットをタブレットアームに装着しリクライニングチェアでだらだらするというのにハマってるんですが、音に関してちょっと不満が出てきたのでスピーカーを購入してみました。
タブレットのスピーカーもタブレット内蔵にしてはそこそこいいし、外部スピーカーとしてCreative Pebbleを使ってたんですが、もうちょっと音を良くしたいと思いまして。
Creative Inspire T10 R3
もともとCreative Pebbleという激安&定番のスピーカーをタブレットに繋いで使ってたんですが若干不満が出てきたんですよね。
スピーカーを買い替えたいと思いつつも使用頻度的にそこまで費用をかけたくないのと、低価格だとPebbleと違いがでるのか?というのもあってかなり悩んでたんですよね。
で、色々ネットの記事やYouTubeのレビュー動画なんかをみて同じCreativeのInspire T10なら結構変わるかも?と思って買ってみました。
ただ、これかなり値上がりしてて、数年前は3980円だったのが今は6980円らしい…流石にちょっと…と思って中古を探してるとSofmapで展示落ちの美品が送料込5,130円であったので即買いしました!
買うなら中古良品かセールで買うのをおすすめします。ただ、公式サイトみるにもうそろそろ販売終了しそうな気がします。
スペック
項目 | スペック |
---|---|
スピーカー構成 | 2.0ch ステレオ |
スピーカー出力 | 5W RMS/ch (総合10W RMS) |
ドライバー構成 | 2ウェイ(ツイーター、ミッドレンジ) |
周波数特性 | 80Hz – 20kHz |
S/N比 | 75dB |
外形寸法 | 約8.8 × 19.4 × 13.2 cm (幅 × 高さ × 奥行き、各スピーカー) |
重量 | 約2kg(ACアダプター含まず) |
入力端子 | ライン入力(ステレオミニジャック)×1、AUX入力(ステレオミニジャック)×1 |
出力端子 | ヘッドフォン出力(ステレオミニジャック)×1 |
電源 | DC 12V(ACアダプター) |
取り出しと外観
箱潰れの美品で購入しましたが、中身は新品ですねこれ。
内容物はこんな感じ。
- 本体
- ACアダプタ
- オーディオケーブル
- マニュアル
ACアダプタは変な仕様で日本向けの端子をガッチャンコして使うタイプでした。
色んな国の仕様に対応するためですかね。こういうタイプの方がコストカットできるんでしょう。
前面には音量とトーンのコントロールノブがあります。
スピーカーはウーファーとツイーターの2WAYです。
2WAYなのもこのスピーカーを選んだ理由。
右スピーカーの背面にはLINE入力端子、左用スピーカーアウト端子、電源端子が付いてます。
左スピーカーの背面には右スピーカーに接続するケーブルが付いてます。
このケーブルは直付なので取り外しはできません。
右スピーカーの横にはヘッドホン端子とAUX端子が付いてます。
ヘッドホン端子が付いてるのは使いようによっては結構便利かもしれないですね。
AUX端子はLINE入力端子と併用が可能で両方の入力を同時に鳴らせます。
これも結構便利かもしれない。
スピーカー上部にバスレフポートが付いてます。
上に付いてるのは珍しいかも。
Pebbleと大きさ比較してみました。
あと自分の環境では左右のスピーカーを接続するケーブルの長さが足りなかったので延長しました。
ケーブルは直付で長くはできないですが、端子は普通のRCAなので汎用品で延長できます。
私はこういうコネクタ持ってたのでコネクタと別のケーブル繋いで延長しました。
Amazonでもいっぱい売ってます。
実際に使ってみた感想
音質は良い
音はかなり良くなりました。
最初Pebbleとそんなに変わってないかも・・・とかちょっと思ったんですが聴き比べるとはっきり違いがわかりました。
重さが倍以上、スピーカー出力も倍以上あるのでかなりしっかりした音がでます。
密度のある音というんでしょうかね。Pebbleはやっぱりちょっと軽いです。
バスレフポートもあるので低音もちゃんとでますよ。
ただ高音は弱いのでトーンコントロールは必須だと思ます。
トーンコントロールのノブが真ん中でフラットだと思うのですが、この状態だと結構こもった音がします。
なので私は8割くらいの位置まで高音向けに回してます。
若干の調整は必要ですが、Pebbleとしっかりした違いがわかり音質向上を感じれたので結構おすすめなスピーカーだと思います。
自動パワーセーブ機能は便利
このスピーカーには一定時間音声の入力がないと自動でパワーセーブになるという機能があります。
これのメリットは電源を入れっぱなしにできるというところですね。
使うたびにいちいち電源を入れなくていいので楽です。
音声入力時の復帰は結構速いのでそこまで気になることもないかなと思います。
「ゆっくりしていってね」が「ゆっくりしていってね」に聞こえる程度です。
デメリットとしてはオフにできないことですかね。強制です。
この機能が不要だと思う人には回避策はありませんので別なものをおすすめします。
懸念点は価格
以前の価格3,980円なら文句なしに買いです。
ただ、現状の価格6,980円ならちょっと微妙かもしれません。
他のスピーカーも選択肢に入りますし、Pebbleが2,000円くらいなので差額5,000円だと考えると買い替えもちょっと微妙かも…
中古良品もしくはセールで5,000円くらいならおすすめだと思います。
もちろん6,980円でも音質には満足いくと思いますので初スピーカーなら選択肢にもなるかと思いますし、後悔もないとは思います。
逆にPebbleは未だに2,000円位で販売されているのでコスパは最強です。値段の割にしっかりした音でますよ。
この価格帯だと1強ですね。
結構古いスピーカーなので中古には気を付けろ
T10は結構古いスピーカーでR3というのは3世代目ということです。
中古でかなり安く売られているものは初代とか2代目のものが多かったですね。
初代・2代目と3代目との違いは
* 本製品はDC電源(DC 12V)で動作するモデルです。AC電源(AC 11.5V)で動作するモデル(型番:IN-T10[生産終了]、IN-T10-R2[生産終了])とは電源の仕様が異なるため、ACアダプターやスピーカー本体同士の混用はできません。
Creative Inspire T10 R3 – コンパクトなボディで驚きのパフォーマンスを実現する2ウェイスピーカーシステム – Creative Technology (日本)
ACとDCとの違いらしいです。
古い方のレビューで消費電力が思いの外大きいというのを見受けました。
気になってR3の消費電力を調べてみたところ2Wでした。
これはPebbleや私がPCデスクで使ってるスピーカーと同じなので問題ないと思います。
古い方ははっきりとした数字を見つけられなかったのですが、これよりも大きい可能性があります。
同じくらいの可能性もありますが、新しい方を買うに越したことはないかと思います。
前の価格を知ってしまうとちょっと微妙ですが、音は結構いいスピーカーなので買って損はないかと思います。
公式ページの商品一覧からは消えてるのでそろそろ終売かもしれません。
スピーカー – Creative Technology (日本)
家電量販店のサイトにはまだ掲載されてたんで気になれば早めに購入しておくことをおすすめします。
ただ、定価が6,980円というのがネックですね。
私がPCデスクで使ってるスピーカーがセールで8,800円で購入できたのでそれを考えるとちょっと微妙かもしれません。
1万円だせはそこそこなスピーカーが購入できるので、このスピーカーは5,000円程度を目安に考えておくといいと思います。
ただ、大きさ的にコンパクトなので置き場所メインでこのスピーカーを購入するのもありだと思います。