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YAMAHA AVアンプ「RX-V6A」を購入したので感想を。ONKYO TX-L50からの買い替え。

YAMAHA AVアンプ「RX-V6A」を購入したので感想を。ONKYO TX-L50からの買い替え。

私はONKYOのTX-L50というアンプを長らく使ってたのですが、途中からちょいちょい不満が出てきて買い替えたいなぁ…と思うようになりました。

色々悩んだ結果、YAMAHAのRX-V6Aというアンプを購入しました!

中古でもいいかなぁ…と思って中古ショップをちょくちょくのぞいてたんですが、ほしいスペックのアンプになると中古でもそこそこするんですよね。

それなら新品で最新機種でいいや!ってことでこれにしました。

※2021/11/26追記
8K/4K120Hz対応のファームウェア公開

※2021/11/19追記
基盤交換しなくてよかった

ONKYO TX-L50の不満

これまで使ってたTX-L50ですが、音質に関しては特に不満がなかったのですが、動作がすごくもっさりしてるのが気になってました。

特にネットワーク周りはひどくて、Chromecastはまともに使えないくらいに接続に時間がかかる。

Airplayはそこまで遅くはないんですが動作が不安定で再生開始時にブツブツと音が途切れます。

TVやゲーム以外に音楽聴く用途でも使ってたんでかなりストレスでした。

買った当初はそんなこともなかったのですがアップデートがあるたびに重たくなっていった感じ。

発売が2016年と5年前のモデルなのでそろそろ買い換えようかと思った次第です。

このアンプはコンパクトでいいんですけどね。

YAMAHA RX-V6A

YAMAHA RX-V6A
YAMAHA RX-V6A

見た目かっちょいい!

前面パネルはかなり反射するので箱ががっつり写り込んでしまってました…

YAMAHA RX-V6A

背面はこんな感じ。

7.1chアンプでサラウンドバックとフロントプレゼンスは排他仕様になってます。

YAMAHA RX-V6A

付属品は

  • リモコン
  • FM/AMアンテナ
  • 音場測定用マイク
  • 説明書等

TX-L50はウーファーアンプ内臓だったので持ってるウーファーはパッシブタイプでした。

中華モノラルアンプでも買って使い回すことも考えたのですが、せっかくなのでYAMAHAのウーファーを一緒に購入しました。

YAMAHA NS-SW050

NS-SW050というやつです。現行モデルで最安。ウーファーは気持ちなってるかなーくらいでいいので安いやつにしときました。

ただ、これはYAMAHA独自の電源連動はついてないの…

なので電源連動できるタップも買いました。

サンワサプライ パソコン連動タップ

設置してみた

YAMAHA RX-V6A

TX-L50よりも結構大きくなったので置き場所に悩みましたが、なんとか設置完了!

床に直接置くことも考えたのですが、持ってた板にギリギリ乗ったのでそれに乗せてます。

ウーファーは前の位置に収まりました。

動かしてみたところ、電源連動もバッチリでした。

YAMAHA RX-V6Aを使ってみて

とりあえず持ってるスピーカで5.1ch構成にしました。

音はTX-L50と比べるとすごく柔らかい感じがする。

2chの音楽を聴いた時に特にそう感じました。

すごく聴きやすい音で気に入ってます。

スピーカー同じでもアンプによって結構変わるもんだねぇ。

5.1chで聴いたときの感じはTX-L50よりサラウンド感を感じました。

7.1chアンプだけど5.1ch構成でもかなり満足できると思う。

シネマDSP

ヤマハ特有の機能としてシネマDSPというのがあるんですが、これは好みによるところ。

コンサートホール等の音場を仮想で作り出す機能なんですが、かなり効果があります。

効果がありすぎて常用はし難いかなぁというのが現在の印象。

たまに気分を変えて使うにはいいかも??効果のかかり具合も細かく調整できるので設定を追い込めば結構使えるかも?

私はサラウンドデコーダー(Dolby Surround)というモードを主に使ってます。

Dolby Atmos® with Height Virtualizer

アップデートでDolby Atmos® with Height Virtualizerに対応したようなのでこれも試してみました。

これを有効にしておくと5.1ch構成でもDolby Atmosを再現できます。

「どうせたいしたことないやろ」と思ってたのですが、想像以上に上方向からの音を感じることができたのでびっくり!

どうやってんだろね。

ただ、私はネットでしか映画を見ないのでそもそもDolby Atmosのやつが全然ない。

なのであんま恩恵受けないっぽい。

バーチャルサラウンドバックスピーカー(VSBS)

この機能は5.1ch構成でもサラウンドバックスピーカーを仮想で作り出すというもの。

入力が7.1chでないといけないんですが、これは効果絶大でした!

PS5は7.1chにできるのでためしてみたら、本当に後ろから音が出てた!

5.1chでも後ろから聞こえるには聞こえるんですが、左右がちょっと極端になってしまうんですよね。

この機能を有効にすると、本当に間にスピーカーが入ったみたいで、後方の音の流れがすごくスムーズになりました。

このアンプの一番のお気に入り機能かもしれない。

ネットワークがサクサク

TX-L50とは違いネットワークがサクサクです。

そりゃ最新モデルだし当然なんですが、ストレスなくなったので最高!

Chromecastは対応してないけどAirplay対応してるしいっか。

アプリもすごく使いやすくて、Onkyoのアプリはスマホがスリープになるとネットワークが切断され、スリープ解除後に再接続されるんです。

なのでちょっとした操作も待ち時間が発生してちょっとストレス。

その点、ヤマハのアプリはスリープ中もずっと接続しているようで、スリープ解除後に即操作が可能。

なのでスマホアプリでの操作もストレスなくできるようになりました。

アンプからTV画面の消画ができる

これは地味に便利。

音楽聞くときとかは消費電力の観点からTV画面は消しておきたい。

TVでの消画はクイックメニューから選ばないといけないのでちょっと手間なんです。

でもRX-V6Aのリモコンにある「display」ボタンで一発消画ができます!

アプリでも仮想リモコン出せるので、TVのリモコンやアプリを使わなくて済むのは超便利です。

本体の表示が日本語対応

アンプ本体の表示が日本語に対応しました。

これまでは日本語非対応だったので「********」ってな表示だったのですが、これで曲名とかもちゃんと表示されます。

YAMAHA RX-V6A

気になるところ

良かった点は多いですが、もちろん気になる点もあります。

アンプ本体で細かい設定ができない

設定は画面を見ながら行うのですが、ARC入力中だと設定できません。

なのでTVやTV内臓のストリーミングサービスの音を聞きながら設定というのができません。

本体側での設定もできないことが多いのでここはちょっと不便かも。

1度設定してしまえばそんな変更することもないと思うんですが…

音場の変更やトーンコントロール、セリフ音量等のサウンド面はリモコンやアプリから変更できますし。

音量が0.5刻み

これびっくりしたんですが、音量の上限が0.5刻みなんですね。

dB表示だからそうなのかもしれないんですが、TVの音量と同期しないのでちょっと困りました。

TVの音量表示を1変える場合は2回ボタンを押さないといけない。

ちょっとややこしいので音量の変更はアンプ側から行うことにしました。

音量変更時には本体ディスプレイに大きく表示されるのでTVへの表示は無しにしました。

電源ON/OFF時の音が大きい。

バチッというわりと大きめな音がするのでちょっと怖いw

TX-L50はすごい静かだったんだけど。

AVアンプってこういうもんなの?

入力切り替えが遅い

入力を切り替えてから映像が表示されるまでちょっと遅いなぁって感じました。

HDMIの規格的に速くするのは無理なんでしょうか。TX-L50も遅かったし。

せめてTVの入力切替くらいの速度にして欲しいなぁ。


とまぁ、こんな感じで気になるところはありますが概ね満足してます。

音質は大満足ですし、使い勝手は細かいとこ除けばかなり良いです。

5.1chの場合はRX-V4Aでもいいかなと思ったのですが、せっかくだしいいのをということでRX-V6Aを買ったのですが結果オーライで良かったです。

気に入ってる機能がRX-V4A非対応だったりするので。

【RX-V6A/RX-V4A】両モデルの機能面での違いは? – ヤマハ

2021/11/26追記

ついにというかやっとというか、8K/4K120Hz対応ファームウェアアップデートが公開されました!

私はHDMI2.0のテレビなので恩恵は受けませんがさっそくアップデートしてみました。

ヤマハ | RX-V6A_最新ファームウェア(Ver.1.48) – サポート・お問い合わせ

YAMAHA RX-V6A 8K/4K120Hz対応ファームウェアアップデート

HDMI2.1

この機種はHDMI2.1の機能に問題があり、今年9月より基板交換の対応になるそうです。

ヤマハ | AVレシーバー『RX-V4A』『RX-V6A』『RX-A2A』の次世代ゲーム機およびグラフィックボードとの互換性につきまして

ただPS5を接続する場合は問題ないので、私的には交換の必要がないので悩ましいところですが一応交換しようかなと思ってます。

PS5proなんかが出たとしてその時不具合出たらたまったもんじゃないし。

交換は今年9月から24ヶ月は無償対応らしいのでその期間中にやっておこうと思います。

私の持ってるテレビはHDMI2.1非対応なので無意味なんですけどね。

TV買い替えても使い続けられるようにということで。

基盤交換しなくてよかった

2021/11/19追記

11月4日、ついに基板交換受付開始されたんですが、私の持ってるやつは交換しなくてもいいやつみたいでした。

ヤマハ | AVレシーバー『RX-V4A』『RX-V6A』『RX-A2A』の次世代ゲーム機およびグラフィックボードとの互換性につきまして(2021年11月 情報更新)

なんか拍子抜けですが、よく考えればそうか。

不具合発覚してから売ってたやつですし、これで交換しないといけないものなら普通に不良品とわかって売ってたって事ですよね…

本体ディスプレイにファームウェアを表示した際「*」がついてれば交換は必要ないそうです。

YAMAHA RX-V6A

フロントハイトスピーカー追加で5.1.2chに

以前使ってたサラウンドスピーカーは仕事部屋に設置して使ってたんですが、それを引っ張り出してきてフロントハイトスピーカーとして設置してみました。

YAMAHA RX-V6A

せっかくなのでものは試しということでやってみたのですが、結構いいね!

フロントスピーカーの上に斜めに置いてイネーブルも試してみたんですが、これはあんまり効果を感じなかった。

フロントハイトはAtmos以外でも音の広がりを感じるようになったのでこのまま使おうと思います。

仕事部屋用のスピーカー買わなきゃ…


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