Secura Vita

Category: Blog , AV・家電 , ガジェット
Blog

Chromecast UltraはSONY KJ-43X8300Dの不満に対する一つの解か

Chromecast UltraはSONY KJ-43X8300Dの不満に対する一つの解か

SONYのTV「KJ-43X8300D」をしばらく使ってみて、やはり不満が出てきました。
その為Chromecast Ultraを購入。TVと違ってキビキビ動いて超快適。
今のところはやはりChromecastは手放せない!

SONY「KJ-43X8300D」の不満

画質に関しては申し分なくて満足しているのですが、その他不満点が多々。

KJ-43X8300Dの不満点を幾つか書いていこうと思います。

あきらかなスペック不足

Androidを搭載するということは、スマホやタブレット同様スペックがかなり重要になります。

KJ-43X8300Dのスペックは下記。

KJ-43X8300Dスペック
KJ-43X8300Dスペック
KJ-43X8300Dスペック
  • SoC:mt5891
  • CPU:ARM Coretex-A53(クアッドコア)
  • GPU:Mali-T860

これだけ見ても分かる人には低スペックなのがわかると思います。

KJ-43X8300Dはクアッドコアでまだいいですが、前のモデルはデュアルコアらしくてこりゃもう悲惨ですね。

数字で見るとわかりやすいのでAnTuTuぶち込んで計測してみました。

まずは私が持ってる端末のベンチから。

ZenPad3 8.0 – 73033

Zenpad3 8.0ベンチマーク

Zenfone3 – 62563

ZenFone3ベンチマーク

iPod touch(6) – 69364

iPod touch(6)ベンチマーク

FireHD8(2017) – 34811

FireHD8(2017)ベンチマーク

そいでKJ-43X8300D

KJ-43X8300Dベンチマーク

29807!!

おいおい!!8000円で買った端末より低いじゃねーの!!

というわけで一番値段高いTVが一番低いスペックということになりました。

購入してから何度かファームウェアのアップデートがあり、動作環境も随分改善されましたがまだ満足行くものにはなっていないですね。

スペック的には今が限界なんじゃなかろうか。

ちなみにPCはこんな感じ。

PCベンチマーク

なんという圧倒的数値!w

有線LANが100BASE

なぜここをケチった!?

大容量ストリーミングを行うことが前提のTVであるのにこれはちょっといかがなものかと。

無線LANは5GHz対応なのでそっち使えということなんでしょうけど、安定性を考えやはり有線LANを使いたい。

ネットストリーミングが主なんで100BASEでもいいじゃんと思うかもしれませんが、やはり違いはでます。

動画バッファリングの時間が明らかに違う。

残念です。

リモコンの操作がし辛い

リモコンで操作するのってめんどくさいですよねぇ。しかも反応良くないときたもんだ。

なんかちょっとモタるんですよね。

音声検索機能だけbluetoothでその他は赤外線のようです。全部bluetoothにしてくれ!

アプリ・chromecast built-in

アプリが重いのは前提として、リモコンでの操作がやっぱり嫌だ…

それとAndroidTV向けのアプリであるため、スマホ版と違う。

Dアニメアプリが特にひどくて、機能や情報削りまくり。TVアプリだけで使うには使いにくすぎます。

chromecast built-inというchromecastの機能を内蔵しているのでそっち使えばいいかと思いきや、これもchromecastがそのまま入ってるわけではなさそう。

これは特にNetflixが酷くて、chromecastじゃなくて内蔵アプリ動かしてるだけじゃん!というような動作をします。

キャストできなくなったりすることもままあり。使えねー!


結論として

TVはTVの機能をきちんと果たしてくれてればそれでいい!

頭にも書きましたが、画質にはまったくもって不満はなくとても満足しています。

それ以外がちょっと残念…

Androidが入ったことによって買い替えサイクルが短くなるでしょうね。

TVは10年くらい使う人もいるかと思いますが、これは10年もたないと思います。

長くて5年、下手すりゃ2・3年くらいで買い換えなきゃいけないかも。

だって1・2年で買い換える前提の格安スマホバリのスペックだぜ。

Android使うならもうちょっといいやつ積んでもらわないと。

アップデートだっていつ切られるかわからないですしねぇ。

SONYだしそのうちAndroidTVやめそうな気もする…

ChromecastUltra

Chromecast Ultra

KJ-43X8300Dの不満点を補うべく購入したChromecast Ultraですが、さすがです。

めちゃくちゃキビキビ動きます。

キャストした時の各アプリの立ち上がりが速い!

有線LAN接続対応のため安定してますし読み込みも速い。

Chromecast Ultra

重い4K/HDRの動画も止まることなくスムーズに再生できました。

そうそう。youtubeの4k/HDR動画を再生できるのは今のところこのChromecast Ultraだけのようです。

機能はスマホ・タブからキャストするだけなんで特筆するところも無いんですが、とにかく動作が快適なので同じようにTV側の機能に不満を持ってる方はぜひお試しください。

…とまあ基本的には満足していますが、思うこともあるので書いていきます。

TVのアプコン機能が使えない

Chromecast Ultraは4K対応ですが内部でアップコンバートはしていません。

ですがどんな解像度の動画でも出力時には2160pになっており、もちろんTV側も2160pの入力となるのでTVのアップコンバートはスルーされます。

画質調整である程度調整出来ますがそれも限界あり。

内蔵アプリで再生するとアプコンが有効になるので気になる人はやはりそちらを使うほうがいいかと。

43インチなのでそこまでの違いは感じないですが、見て分かる程度には違いがでます。ですので50インチ60インチとなるとちょっと厳しいかもですね。

HDMIの入力端子が足りない

KJ-43X8300DはHDMI入力端子を4つ持っているのですが、4K/HDRに対応しているのが2つ。

その内1つがARC兼用なのでやりくりに困ります。

1つがPS4proで使用していて、ARCにはサウンドバーを接続していたため空きがもうありませんでした。

せっかくChromecastUltra買ったので4K/HDR対応の端子につなぎたいというわけで、仕方なくARCのサウンドバーを普通のHDMI端子に接続し、音声は光デジタルで接続することにしました。

これでもちゃんとオーディオ機器として認識するので電源連動などは問題なく動作しました。

こういうところではTV内蔵型に軍配ですね。

熱い

とにかく熱を持ちます。

電源OFF機能がないので基本つけっぱなし。電源切るにはアダプタを切るしか無いです。

都度、電源タップのスイッチでON/OFFしてもいいんですが面倒なのでつけっぱなしにしています。

でも熱は気になるので100均でかったUSB扇風機を当てています。TVの熱対策にも少し役立ってる模様。

USB扇風機

繋ぐ機器が多くなってきたのでケーブルがひどいことになってきた…

このUSB扇風機なんですが結構使えて、ルーターの熱対策にも使っています。
ルーターもかなり熱持つんですよね。

USB扇風機

amazonビデオ…

amazonはそもそもChromecastに対応していないので、今後もTVアプリで見る必要があります。

まじでなんなの?このamazonのgoogle排除っぷりは。

自分とこは思いっきりgoogleに乗っかってるくせに。

このアプリ使いにくいし重いんですよね。

アプリを起動したままにできない模様で常にamazonのロゴから入ります。立ち上がりが遅いのに。

音声検索対応していないし、外部キーボードも対応していない。

Fire TV Stickでも買えばいいんでしょうけどなんかなぁ。。。つなぐところもう無いし。

必要に迫られれば買うかなぁ。。嫌だけど。

そうそう、このamazonビデオアプリですが再生も結構重くて再生開始時のバッファリング中に動画の乱れや音声のぶつ切りなどが発生します。

安定してしまえば問題は無いのですが気になる人でその環境がある人は「IPv6」を試してみてください。

IPv6 + 5GHz無線LAN接続でこの問題はほぼなくなりました。

有線LANでも改善はされましたが少し問題は残りましたのでやはり無線LANの方がいいと思います。


おもしろかった・役に立った
▼ブログランキング参加中!クリック!▼
  • ブログランキング・にほんブログ村へ

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ソースコードを記入する場合は [code]~[/code] でくくってください。
[code]
echo "Hello World";
[/code]

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください